願いをかなえる呪い代行 > 呪術やおまじないに関するブログ記事抜粋 > 「信じるということ」

呪術やおまじないに関するブログ記事抜粋

「信じるということ」

当ブログで掲載している記事の量が多く、探しきれないというご意見がございましたので、不定期に抜粋、掲載いたします。
掲載にあたり加筆修正している場合がございます。あらかじめご了承ください。
ライン区切り

随分と昔のことであるが、「病気を何とかして欲しい」と依頼されたことがある。
実はこの治癒というのはあまり得意な分野ではない。
というのもご依頼者の方の悪い気をすべてこちらで背負うことになるからだ。
詳しい説明は省略するが、回復に時間がかかるのであまり請け負わないことにしている。

断るのは簡単だったが、以前にも何度か交流はあり断りづらかったのと、そういうこちらの不得意をお話した上で「これでもいいなら」ということで了承されたのでお引き受けした。
ところが呪術をきちんと行ったものの、やはり自分でも「思うように成果は出ないのでは…」と思った。

その方は実は末期がんだった。
余命1ヶ月と告げられ、それを受け入れながらも、「欲が出てもう少し家族と過ごせれば」ということで依頼をされてきたのであった。

それから1年して、その方が亡くなったという知らせをご遺族の方から受け取った。
ご丁寧にも生前に「こちらへ連絡して欲しい」ということを故人からお願いされていて、わざわざ連絡してこられたのだという。
1年生きられたことにとても満足しているということだった。

ただ私は、この件に関してだけは呪術よりも、家族のために生きたいという思いがこの方を生かしたのだと思っている。
むろん「医者は余命をうんと少なく言うから」という言い方もあるだろう。
しかし本来人には「信じる」という力も備わっている。それをうまく引き出せない人が増えているだけだ。
自分を信じるということは時折、呪術をも凌駕する結果を生み出すのである。

ライン区切り
当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
また、まとめサイト等への引用を厳禁いたします。

このサイトでは呪い,呪術,呪い代行,恨み,仕返し,復讐,恋愛成就といったことを扱っております。
ご自身で試したい呪い、おまじない、その他紹介されていた呪いのやり方がわからないなどもお気軽にお問い合わせください。
ただし、改変されてしまっているおまじないなど、お問い合わせされてもお答えできない場合がございます。
当サイトで取り扱うお呪いにつきましてはいつでもお問い合わせください。
公開日: 2005/11/1
改定日: 2006/5/17
最終更新日: 2022/8/10

Copyright © 2001- ,W.Saito, All rights reserved.